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Pleaseでは丁寧さが足りない

英語学習の中で、Pleaseを付けると丁寧になると認識している人はとても多いです。しかし、何かを依頼するときの場合、Pleaseを使っても、日本語で敬語や謙譲語や尊敬後などを使うときのような丁寧さを出すことはできません。「please」を付けたとしても、命令口調、上から目線と取られることがあります。何かを欲していることを強調する意味で伝わってしまうことになります。

特にビジネスシーンで、顧客や上司に何かを依頼するときには、まず使わないようにしましょう。シチュエーションに応じて使い分けていくことが必要です。上司が部下に何らかの依頼や指示を出す場面では使われるかもしれません。またお客様や目上の人に対しては、例えば、「please this way」(こちらへどうぞ)「Please have a seat. 」(お掛けください)「Please take your time.」(どうぞごゆっくり)などのように何かを勧める際には使います。この使い分けについては、最後のほうでご説明をしています。

Pleaseの代わり使う表現

相手に何かをしてもらいたくて丁寧さを出すべきシーンでは、「Could you」「Would you」で始めるようにしましょう。その文章の中にpleaseを加えれば、さらに丁寧になるでしょう。ただ、これらの表現でも、ニュアンス的には、相手が、ほぼそれをやってくれるという期待を持っている表現であることを知っておきましょう。

Could you forward the email to me?
メールを私に転送していただけますか?
Could you please come here?
こちらに来ていただいてもよろしいですか?
Could you please make a copy this document?
この書類をコピーしてきてくださいませんか?
Would you photocopy this document, please?
この書類をコピーしてくださいませんでしょうか?

Mindを加えてみる

英語の丁寧表現にもたくさんのバリエーションがあります。ビジネスシーンでは上記の「Could you」「Would you」よりもさらに長くした文章がよく使われます。その中のひとつ「MIND」を使った文章をご紹介しましょう。MINDは「Never mind」(気にしない)などでも使われます。したがって、Would you mindとすることで、気にしますか?構いませんか?という表現にできるのです。

Would you mind repeating that?
(もう一回言っていただいでもよろしいですか)
Would you mind if I ask you to call me back later?
(後ほど、お掛け直しいただいてもよろしいでしょうか)

Pleaseでの勧誘と依頼の区別

Pleaseは相手におすすめするときの表現としては丁寧な響きを与えることができます。これらが「Could you」「Would you」になると、お願いする意味になることを覚えておきましょう。

Please this way.
(こちらへどうぞ)
Could you please this way
(こちらへ来ていただけますか)

「Please have a seat. 」
(お掛けください)
Could you please have a seat.
(座っていただけますか)

ビジネスでの日付と時刻は重要

ビジネスシーンでは、タイムマネジメントがとても大切です。自分だけではなく、関わる人たちの時間への配慮も必要になってきます。業務を行うすべてに日付や時刻のマネジメントを行うことになります。営業時の訪問、電話応対での返答、アポイントの取り付け、プロジェクトのスケジュール管理などさまざまなシーンで日付や時刻を使っていくことになります。国によって表示が異なったりもしてくるので世界のスタンダードをきちんと身に付けておきましょう。誤解が出やすい部分を知っておくと双方の受け取り違いを未然に防ぐことができます。

英語での日付のルール

英語の日付の表示方法は、アメリカ式とイギリス式があります。8/9/2017と表記する場合、アメリカ式では、2017年8月9日です。イギリス式では2017年9月8日になります。国によってどちらの方式を採用しているかが異なっています。このため、すべてを数字で書くことは避けたほうがいいでしょう。月をアルファベット表記にすることでどちらの方式であっても読み間違えられることはなくなるでしょう。
メールや文書の中ではもちろん、ファイル名の表記でも気を付けるようにしましょう。

Aug/9/2017 (アメリカ式)
9/Aug/2017 (イギリス式)

スラッシュ(/)を使わない場合は、日にちは序数表現をします。
1日→1st、2日→2nd、3日→3rd、21日→21st、22日→22nd、23日→23rd、
31日→31stとなる点に注意します。他の日はすべてthを付けます。

August 23rd 2017 (アメリカ式)
2nd August 2017 (イギリス式)
月名は全部スペルするほうがフォーマルになると言われています。

文章での曜日の位置

文章の中で日付と曜日を書く際の順番ですが、曜日を先に書きます。
The meeting is to be held on Wednesday, March 1st, 2018.
メールなどの中で、日程を書くような場合は、読みやすさを重視しましょう。
Mar 1st 2018(Wed)でも分かりやすいと思います。
特定の日や曜日につく前置詞は「on」ということも忘れないでおきましょう。
We have a sales meeting on Tuesday.
(火曜日に営業会議を行います)

時刻はどう書く?

時刻が文章の中にある場合は、一般的には「時刻、曜日、月、日、年」か「曜日、月、日、年、時刻」の順番で書きます。時刻の前には「at」の前置詞を使います。
午前と午後の使い分けはa.m.とp.m.で表記します。ピリオドがあるのが正式です。「10:00 a.m.」「1:30 p.m.」と数字とa.m.の間に半角スペースを置きます。日本では24時間表記が用いられることがありますが、英語の際は12時間表記が一般的のようです。ネイティブの中には、「:」(コロン)ではなく「.」(ピリオド)で区切る人もいるようです。

I have an appointmnet with her at our office at 2 p.m. on Thursday, October 4th.
(彼女と10月4日木曜日、2時にうちのオフィスで会う約束をしています)
Appointment:Oct. 4th (Thu) 2:00 p.m.

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