ビジネスマネジメント

難しい日本語を使わない

ビジネス英語を使おうとすると、日本語でも、いわゆる大人表現を使ってしまう人が多いです。例えば電気を消すだけのことを「消灯」と言ったり、書いたりすることが増えませんか?また、書くだけなのに、筆記としたり、記述としたり。英語を使わなければならない場面でも、その単語を辞書で確認したりするものですよね。確かに知らなかったちょっと難しめの単語に出会うことになるでしょう。その単語を覚えることを否定するわけではありません。専門的な要素を含む文書などを読みこなすには必要なものであることも確かです。しかし、日常会話やビジネスの会話の中で使われるのは、その難しい日本語の前の、単純な日本語に対する英語のほうが圧倒的に多いのです。語彙力がない!と嘆く前に、ぜひ、簡単な単語の表現幅を広げることに力を注いでみてください。まずは、日本語を簡単に分解するところから始めるといいかもしれませんね。

読解→読んで理解する
消火→火を消す
起動→立ち上げる
滞在→泊まる
下車→電車を降りる
拒絶→断る

知らない単語も言い換えてみる

知らない単語は山ほど出会うでしょう。どんなに上級の英語学習者でも知らない単語に出会うことは確実です。初心者であれば、会話の度に言い表せないことにもどかしさを感じることになります。克服するひとつの方法として「一度、日本語で言い換える」があります。例えば、「回避する」という英単語が浮かばなかったとします。辞書を調べると「avoid」「circumvent」「delude」「evade」など状況によって使い分けられる単語が出てきます。

まず「回避する」を簡単な日本語にして「避ける」として英語を考えてみましょう。「keep away from」「stay clear of」という表現もあります。

それでも出てこないときは、違う言葉を探してみましょう。「控える」にできるものかもしれません。「keep off」「逃げる」なら「run away」「escape」を知っているかもしれないのです。「嫌と言う」「~しない」「近づかない」「防ぐ」などが考えられます。そこから英語を絞り出せることもあります。

山ほどのコロケーション

実は簡単な単語を使った言い回しは、海外の現場では多用されているのですが、その種類は膨大です。ひとつひとつを覚えようとすると、難しい単語を覚えるよりも時間が掛かるかもしれません。それでもナチュラルな会話のためにはとても役立つものなので、ぜひ習得しましょう。記憶のコツは、中学校レベルの単語をすべてイメージで覚えることです。これによって、辞書が無くても自分で解釈したり、組み合わせて言葉にすることができるようになります。「have」「make」「come」「get」などの基本動詞の概念を掴みましょう。加えてセットになる前置詞もイメージで捉えておきます。「with」「on」「in」「from」「to」「of」などです。イメージを覚えていくと、今まで言い表せなかった言葉がフッと浮かんでくるようにもなります。今まで使っていた表現に間違いがあることに気付くこともあります。とても効果的な学習法なので試してみてください。

 

 

 

真面目な人ほど燃え尽きやすい

何事も真剣に取り組み、一生懸命に力を注いで働いてもらうことは組織としても有り難いことですが、その組織の上司なら、その一生懸命さが過剰にならないように観察することが大切です。過剰さが続いてしまうと、その社員にとっても、組織にとっても残念な結果を招いてしまいます。一生懸命とストレスは紙一重です。一線を越えてしまうと、全ての歯車がかみ合わなくなってしまうのです。そのことで重なるミスや失敗が、その社員をさらに追い込むことになります。ひとつのことだけに集中してしまい、他のことが疎かになり、蓋を開けてみるとひとつも業務が完了していないという状況になりかねないのです。もしくはやっとのことで完了したひとつの業務が終わった瞬間にいわゆる燃え尽き感を覚えてしまい、その後に意欲を全く感じないうつ状態へと進展してしまうこともあります。

混乱は様々な理由で発生する

部下が平時でない時は、より慎重な観察が必要です。平時でない時というのは、転勤、昇進、移動、業務フローの変換、大型案件の任務、組織替え、人員の変化などがあると、慣れた時とは違うことが起こりやすいのでストレスを感じやすくなっています。また、仕事のことだけでなく、プライベートで引っ越し、結婚、離婚、家族の死などは周りや本人が思っているよりも心に大きな負担になる時期ということもあります。仕事ではなかなか声に出せないということもあるかもしれませんが、異変に気付いたら、即座に声を掛けてみることが大切です。たとえ何でもないような返答だったり、詳細や原因が分からなかったとしてもいいのです。気に掛けて、声を掛けてくれる人の存在を認知するだけでもストレスを大幅に軽減する効果があるのです。

エコロジカルチェックが有効

部下の変化の状況も分かっているし部下を見守りたい思いはあるけれど何を観察し、どう判断すればいいのか分からないような時はエコロジカルチェックを活用してみましょう。部下の考え、感情、意図、行動などを指針にしてチェックする方法です。

ステップ1
直接的に触れるのではなく、最近の近況を聞いて、話し出す機会を与えてみます。本人が不調に気付いている場合は切り出してくる可能性はあるでしょう。
ステップ2
もし話題に上がってこないようなら、自分が受ける印象を何気なく伝えてみましょう。気のせいかもしれないけど…と断定しないように尋ねてみます。
ステップ3
エコロジカルチェックの質問を投げかけてみます。「ストレスはどうか」「違和感を感じることはないか」「無理していることはないか」「頭では分かっていてもしっくりこないことはないか」「今していることと、する前に考えていたことと一致しているか」「身体に変化はないか」「生活のバランスはとれているか」「思うように成果が上げられているか」などの質問によって少なくとも自己認識の状態に導くことができます。

上司の務め

様子がおかしいと気付いた時だけでなく、常日頃から部下の仕事が順調に進んでいるかどうか、部下にとって働きやすい環境かどうかというのを気に掛けることは、上司の重要な業務のひとつです。何かあった時に部下自身から話を持ち掛けてくれるような関係を築いておくことも大切かもしれません。

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