事務

スキル不足を表現する

部下や同僚について、もしくは採用を考えている候補者についてスキル不足を感じることを表現するとき、ビジネスシーンではダイレクトな言い回しは避けたほうが賢明です。たとえ自分が上司の立場にあったとしても、上から目線の他人評価は良い印象を与えません。「poor」「lack」「bad at」「not enough」ではストレート過ぎるでしょう。部分否定に留めることと、主語を人に置かないということに気を付けると柔らかい表現にすることができるでしょう。またポジティブな単語を使って(too)とすることで柔らかく指摘や忠告をすることに繋げることができるでしょう。

スキル不足を表現する例文

He is bad at time management.
(彼は時間の管理が下手です。)

His time-management skills are not the best.
(彼のタイムマネジメント能力はベストとは言えません)
not the bestで部分否定

She does not have enough IT skills.
(彼女のITスキルが不足しています)

Her IT skills still can be improved.
(彼女のITスキルは、まだ向上させられるでしょう)
can be improvedでポジティブ表現

He lacks ability to concentrate.
(彼には、集中力が足りません)

The ability to concentrate will help his work process
(集中力が彼の仕事の助けになるでしょう)

He does not understand the procedure yet.
(彼はまだ手順を理解できていない)

He needs a little more experience.
(彼はもう少し経験を積む必要があるようです)

She is slow worker.
(彼女は仕事が遅いです)

She is a careful worker, maybe too careful.
(彼女は気を付けて仕事をするが、少し度が過ぎるのでは?)
too carefulで「遅い」を間接的に示唆

意見を伝える表現

ちょっと伝えたい話があったり、聞かせるべきことがあったりというとき、デスクやミーティングルームに職場の人を呼ぶことがありますよね。その相手にどんな声を掛けますか?

多くの人が「tell」を使うのではないでしょうか。ここで知っておきたいのは「tell」のニュアンスです。自分から相手方向への一方的な印象があることです。ビジネスシーンの多くの場面で使える便利な単語が「share」です。相手も快く前向きに受け入れやすくなると思いますよ。

意見を伝える表現の例

Let me tell you something.
(言いたいことがあるのですが、いいですか?)
I have something tell you.
(言いたいことがあります)

I'd like to share some information with you.
(シェアしたい情報があるのですがよろしいですか)

全てを網羅しようと思わない

学校で勉強してきたようなやり方では、ビジネスシーンで活用できるまでに何年もかかってしまうでしょう。ビジネス英語の実際は、限られた枠の中の英語です。それぞれのビジネススタイルによって学習すべき項目が異なります。まずはそこに絞ることを徹底して、その内容を徹底的に学習していきましょう。仕事のシーンに限っては、難なくこなせるようになるはずです。英語で行う仕事の難しさはまた別のところにも存在しているので、まずはコミュニケーションのツールとなる言葉(英語)の部分はクリアできるように学習しましょう。

時間は作り出す

仕事をしていると時間がないことが前提になります。その中で学習を積み重ねる時間を捻出することが大切です。さっと取り組める体制を整えることが継続していくための第一ステップです。書籍、ノート、アプリ、辞書、教材何でもいいのですが、自分のライフスタイルにフィットしたものを選びましょう。まとまった時間が取れないのに、一回に30分や1時間かかってしまうようなものでは長くは続きません。細切れ時間の活用を最大限に工夫を凝らしてみてください。練習のやりがいがあるもの、練習時間や理解の確認が明確にできるものをおすすめします。独学でもきっと可能です。

自分の英語仕事を把握する

自分の業務の中で具体的に何に英語を使っていくのかを把握しましょう。プレゼンテ―ション、電話対応、メールの応答、営業の商談や交渉など、それぞれに学ぶべき英語が異なります。すぐにでも必要な英語は、実践の機会もトレーニングの一部として捉えることができます。そして上達をバックアップしてくれるものになります。結果的に、絞り込んでいたとしても英語力の底上げにも有効になっていくのです。関連したことを話す、英作文する、聞く、読むなど、必要なことの優先順位を見極めて学習方法やツールを選んでいきましょう。何よりの近道になるでしょう。

相互コミュニケーションの学習

ビジネスシーンになると、言えるか、言えないかのレベルではなく、何をどう言うかが問題になってきます。とても簡単な単語であっても、言葉の選び方が悪いとコミュニケーションがうまくいかなくなることが増えます。相手がどう受け取るかを考えながら学んでいくことが必要です。それも、日本人的な解釈ではなく、グローバルスタンダードな解釈や捉え方を知っていくこともビジネス英語として欠かせない部分になります。この学びは、英語の単語や文法とは視点の異なる部分です。どんなに高度な資格を持っていたり、英語力を測るテストで高いスコアを出している人でも、この点が欠けてしまうと英語で仕事を遂行していくことが難しいことを頭に入れておきましょう。文化理解という点も必要になってくるでしょう。

ビジネス英語の到達地点は?

自分の意図を相手に伝えられることが1つ目のポイントになります。次に、自分の感情が相手にそのまま伝えられること、そして、その相手が適切な反応をしてくれることが発信力を考えたときの到達地点です。逆に、その反対も可能でなければなりません。英語という言葉だけでは成し得ないのですが、相手の本当の意図を掴むこと、相手の感情を汲み取ること、そして相手の望む反応を返していくことが目標になります。

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