ビジネスマネジメント

ノルマは英語ではない

営業職には、目標やノルマという数字がつきものです。ノルマがあってもなくても、厳しくても厳しくなくても、日本語ではよく「ノルマ」という言葉を使います。実は、この言葉は英語ではなくロシア語由来の日本語でしかありません。「ノルマ」は、英語コミュニケーションの中では通じないということです。人の名前の発音にも似ていることから、文章としては成り立ってしまうので会話に混乱が生じてしまうこともあるようです。英語で表現したい場合は「quota」という単語を使いましょう。

「quota」… We are always trying to meet the quota.
※「quotation」になると見積もりという単語になります。

出張では注意したい単語

日本人にとって出張などで活用する比較的、安いホテルを「ビジネスホテル」と言いますよね。英語で「business hotel」を使うと、日本語のビジネスホテルとは反対に、ちょっとランクの高いいいホテルをイメージされるようです。飛行機の「business-class」のようなニュアンスになるからでしょう。価格を抑えたホテルという表現をしたいなら「budget hotel」が適しているでしょう。

「budget hotel」…There is a good budget hotel near the station.
※「no-frills hotel」で無駄なサービスのない実用的なという表現も可能です。

ホテルに着いたらチェックインしますよね。チェックインをするカウンターを日本語では「フロント」と言います。フロントだけでは受付の意味を成しません。英語では単語が異なるので注意しましょう。チェックインやチェックアウトを受け付ける場所のことを「Reception」と言います。

「Reception」… Could you tell me where the reception is?
※Receptionには他にもさまざまな意味があるので「Reception desk」だとより正確になります。
その他の意味としては、受信、歓迎、披露宴などもあります。

モーニングという言葉に注意

次の日の仕事に備えて、モーニングコールをホテルに頼んで起こしてもらう人も多いと思います。このモーニングコールも英語ではなく和製英語です。英語では「wake-up call」です。依頼するときに「6時ちょうどに起こしてください」の「ちょうど」を「Just」で表現するのも厳密にいうと間違いです。「at exactly 6 o’clock」や「at 6 o’clock sharp」を使いましょう。さらに、無料の朝食をモーニングサービスというのも日本語です。無料の朝食は「complimentary breakfast」となります。「morning service」を使うと英語圏の場合は「朝の礼拝」のことと受け取られることがあり、きっと話の的を射ない会話になってしまうでしょう。お互いの誤解にも繋がるので注意しましょう。

「wake-up call」… Do you have a wake-up call service ?
「at exactly 6 o’clock」… Could you wake me up at exactly 6 o’clock ?

 

 

 

レジリエンスとは

レジリエンスとは、ストレスや困難にであっても、気持ちを立て直す力のことで、レジリエンスが高い人は、状況を乗り越える力が高いと言えます。この力は、トレーニングで鍛えていけることが研究で示されるようになり、多くの企業や教育機関でもレジリエンス教育・研修が行われるようになっています。

レジリエンスのステップ

負の連鎖を断ち切る
レジリエンスの高い人は、これを限りなく高速に行うことができます。これももちろん心の習慣によって鍛えることが可能です。感情を「ラベリング」するのが手法の一つです。感じていることに名前を付けることがラベリングです。自分の感情を自覚するためのものです。自分の気持ちが明確化するためのものです。実はこれだけで感情を落ち着ける効果があります。さらに対処の策も見出しやすくなるのです。人の心理には、一旦、落ち込むことで回復する能力が既に備わっているので、早い段階でその落ち込みを自覚することで回復も速まるということです。

気晴らしには身体を使うことが一番効果があります。頭や心で意識を逸らすことをやろうとしてもネガティブなものほど切り替えることが難しいのです。
エクササイズやジョギング、スポーツなど運動系、好きな音楽を聞いたり、演奏したりする音楽系、ヨガや瞑想、散歩など呼吸を静かに意識する呼吸系、日記や手紙など手書きによって感情を出す筆記系は脳内にも良いホルモンが分泌される効果的な方法となります。

しっかり自分の感情を認識し、回復したところでさらに心の強化を図ります。このステップはしっかりと回復していることを確認してから行います。失敗や逆境のことを深く内省し、自分の中に教訓化していくプロセスです。心に痛みが残っているなら、気晴らしとなることを十分に行うことをもうしばらく続けましょう。
自分の思い込みで発生している感情がネガティブに傾くことに気付いているなら、その思い込みをうまく転換する必要があります。思い込みは何度も何度も繰り返し、折に触れて登場するようになります。ですからその習慣を断ち切る必要があるのです。非現実で証拠もないなら追放とする、理に適っていて証拠があるなら受け入れる、間違っていない確証が得られるものだけ、そのまま持ち続けると決めてしまいましょう。

立ち直りを図る
やればできるの体験を積み重ねて自己効力感を高めましょう。そのために実体験を積んだり、お手本となる人を探して観察し、自分にもできるかもしれないという環境を見出したりすることが有効です。ここに周囲からの励まし、そしてモチベーションを上げるような雰囲気を作っていくことも大切です。心のサポーターとなるような存在を得ておくことも重要なポイントとなります。

自分の強みをしっかりと認識しておくことが、ものごとを乗り越えるための強力な武器になります。そして感謝の気持ちを味わえる自分を確立しておくことも大きなレジリエンス効果を発揮します。小さなことにも感謝の気持ちを見出していく習慣を心掛けましょう。感謝の気持ちが豊かな人ほど、打たれ強い心が養われているものなのです。感謝の気持ちを書き綴ってぜひ大切な人に届けてみましょう。誰よりも幸せになれるのは自分自身のはずです。

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