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日本人の英語力の低さ

確かに世界基準から見る日本人の英語を使う能力は低いと言われています。非英語圏の先進諸国を含む30か国の中では、常にワーストから5本の指に入るのだそうです。現在の日本の大人のほとんどは、程度の差はあっても、少なくとも中学校と高校で英語に触れてきているはずです。さらに大学に進んでいれば、学習は10年以上になっていることでしょう。問題は、テストの点数は取れるのに英語を使えないということです。世界基準の審査の内容は、4技能すべてに渡ります。英語を話す機会は、多人種の諸国に比べると圧倒的に少ない日本ですが、ここ10年ほどは、海外留学や学校で学ばなくても学習できる機会やツールは増えているはずです。英語を使えない要因はもっと他の所に潜んでいるようです。

ビジネス英語に必要なのは?

ビジネスシーンで必要になるのは、英語力ではなくコミュニケーション能力です。世界の中でスムーズにコミュニケーションしていく能力が日本人には圧倒的に欠けていると言われています。日本の中でコミュニケーションをスムーズに取れていたとしても、それは日本的なコミュニケーションであって、グローバル社会では通用しないことがほとんどなのです。英語での話し方、聞き方、考え方すべてにおいて、スタンダードを心得ていないと、いざ英語を使うグローバルステージに立った時に立ちまわれない人たちが多いのです。学校では、単語や文法を教えてくれますが、今までの教育の中では、このコミュニケーションの仕方や英語文化の背景を教わることが少なすぎたと言えるでしょう。

英語で考え、発信する力をつける

どんな世界でも伝えることは大切なことです。しかし、日本と英語の世界では、その伝え方と伝える頻度やパワーが異なっているようです。マインドを転換しないとなかなかついていけないということになりがちです。高度で膨大な英語を覚えることではカバーしきれない部分があるのです。それは、英語を話せないのではなく、話すことを持たないという日本人の特性が邪魔をしているのです。日本人の英語が伸びない大きな要因とも言われるようになっています。このことは、逆に言うと簡単な英語でも、クリアできる部分なのです。そのトレーニングが必要と言えるでしょう。「意見を持つ」という訓練が必要なのです。

英語コミュニケーションに役立つ訓練

英語の単語や語順を知っているなら、その先に会話の特徴を押さえることが必要です。英語はとてもロジカルに発信される言語と言われています。この時点で日本語とは大きく異なっているのですね。簡単な文章を5行で表現するトレーニングをおすすめします。1行目に考えや結論を書きます。2、3、4行目にその考えや結論の理由や根拠となるものを書き出します。そして最後に1行目で書いたことを表現を変えて再度、念を押すように書きます。難しい文法を使う必要はありません。この5行のトレーニングを積んでいくことで、英語のコミュニケーションの基盤になる感覚を養うことができるのだそうです。書くからと言ってライティングだけの練習というわけではありません。自分の考えや意見を確立し、的確に伝えるための表現力を磨くことに繋がっていくのです。トピックは何でも構いませんが、自分のことを書くというのがポイントです。いつ使うか分からない単語や表現を覚えるよりもずっと有用性の高い学習が可能になるでしょう。

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