ビジネスマネジメント

海外で活躍するための要素は何か?

高度な専門性
業界や職務に関する専門の知識はもちろんのこと、豊富な社会経験を積んでいることが求められます。さらに度の階層であっても組織をマネジメントしていく能力が必要になるでしょう。

コミュニケーション能力
その組織や事業に必要な語学力は必須となりますが、それだけで良好なコミュニケーションを取ることは不可能です。状況や相手に合わせたコミュニケーションが取れること、また、管理職マネージャー層では、部下に対するマネジメント能力を身に付けておく必要があります。

文化に適応する能力
上記の二つは、日本国内、もしくは日本人だけの組織でも求められることかもしれません。海外と関わっていくビジネスパーソンは、相手の文化、もしくは自分が身を置く国の文化に適応していく能力が必要になります。異なる人たちと接しても柔軟に対応していけること、思い通りにならないときに簡単に屈することなく冷静に対策を講じていけるタフさが必要です。

グローバルステージで働く問題

職場がグローバル環境、つまり、上司や部下が外国人であったり、取引先やクライアントが外国人となったとき、どんなことが問題になるのでしょうか。
まず、言葉の壁があげられるでしょう。しかし、英語が話せればすべてが解決できるかというと、そのほとんどが不可能になります。どんなに流暢に話せてもコミュニケーションが行かないことが多く発生します。これは文化の壁によるものです。文化を理解することをしないと、コミュニケーションの全てに支障をきたすことになります。スタッフのマネジメントも極めて難しいものとなり、自身も、現地スタッフもストレスを抱える環境を作り上げてしまうことになるのです。現地での生活についても、興味を持って積極的に溶け込んでいく姿勢を持てないと生活自体も難しくなってくるでしょう。生活習慣に触れることで得ていく文化知識も大きな役割を果たすものです。人々の在り方や考え方に触れているチャンスに貪欲になれるかということも海外に身を置く際には無視できない能力といえるでしょう。

文化を数値化するということ

文化の理解なしにコミュニケーションを取ることは難しいことを書きましたが、そこで参考にできるのが、ホフステードの6次元モデル理論です。文化背景から作り出されている国柄や人々の価値観の大枠を知ることができます。文化や価値観を数値化や言語化することが、あたかも評価や査定をするような感覚になる人は多いかもしれません。また、すべての人を国で括ることを善しとしないことは、さらに多くの人が持つ紛れもない正論でもあります。しかし、モデル理論から見えてくるその該当国の傾向を、知っておくか知らないかの違いはとても大きいものです。コミュニケーションでもマネジメントをする際にも、その質を向上させることに役立つのは確かなことなのです。知らなかったばかりに、誤解や摩擦、軋轢を招いてしまい収束できなかったケースは山のようにあります。もちろん、現場ではひとりひとりと接し、理解に努めることが重要であることには変わりがありません。それでも予備知識としての価値は十分にあるのです。

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