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リベラルアーツとは

海外では、古くから盛んに教育の一環として組み込まれ、リベラルアーツを学ぶ学校はレベルの差はあっても、教育体制は充実しているようです。リベラルアーツ教育で学ぶものは何かと言うと、一言でいうと「一般教養」です。一般教養は、一般常識とは異なります。また、専門知識や職業的技術を表すものでもありません。専門知識は、使える範囲が狭いことに対し、教養はどんなことにも応用を聞かせて考えることができる点が違いと言えるでしょう。リベラルとは英語で自由を意味します。ここで勘違いが起こりやすいようです。リベラルアーツは、自由に何でもかんでも幅広く学んでいくことではありません。具体的な分野を出すと、文学、歴史、哲学、音楽、科学、美術なども含まれるのですが、リベラルアーツ教育の目的は、これらの分野の本質的な要素を知り、それを「本来の自由な生き方」をするために役立てていくことにあるのです。人を自由にする学問と呼ばれることもあります。

リベラルアーツの必要性

現代になって、このリベラルアーツの必要性が叫ばれるようになっています。その背景には、即戦力になるよう必死になって身に付けた専門的なスキルや培っってきた経験が次々に役に立たなくなり、淘汰される時代に入っているからです。このことは、学生を終えたばかりの新卒社会人だけでなく、ベテラン社員や経営層にまで共通して危機感を感じなければならない状況と言えるでしょう。そして必要とされる素養が応用の効くリベラルアーツということです。また経験を重ねているほど、自分独自の自信ができあがるものです。変化の世の中で、その自信に縛られると、苦しい状況が続くことが予測されます。順応していけない人たちは、方向性を見失い、行き場をなくすことになりかねないのです。リベラルアーツで得た知識が、視野を広げ、凝り固まった概念を持つことなく、自由に発想したり、行動に移すことの助けになるのです。

リベラルアーツを学ぶメリット

さらに具体的にリベラルアーツを学ぶことでどのようなことに役立つのでしょうか。まずは、自己の認識ができることと自己確立の強化です。自分の考えを持ち、意思決定や判断を自分の思考によって導き出せるようになります。論理的に思考することが特に強化されるので、意見や思考を伝達していくことも同時に磨いていくことに繋がります。確固たる軸を持っているというのは、どの世界でも信頼性を得る礎になります。多面的な要素を見る力がつくことで、さまざまな捉え方があることを知り、自分自身の捉え方の幅も広がります。これが「自由」の材料にもなるのです。変化の世の中で、ものごとをどう捉えるかは大きく結果を左右することは、多くの歴史上の偉人やビジネスリーダーたちが見せてくれていることです。さまざまな捉え方を知ると、異文化に身を置いたとき、どんな人と関わるときにも、さまざまな価値観の存在を受け容れられるようになります。グローバル化が進む社会においては欠かせない素養でもあります。学びのその時点だけでなく、理解を深めていく中で、人間的な成長をし続けられるのがリベラルアーツとも言えるでしょう。

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