ビジネスマネジメント

「挨拶」の意味

ビジネスマナーを紹介する本やインターネットの記事には、そんな言葉をよく目にします。そして、それは何十年も前からずっと変わらず言い続けられています。しかも、小学校入学以前より教えられているはずの「挨拶」の大切さが、なぜ、大人たちのマナーとして、説かれているのか。それは「挨拶」が重要であるということとともに、「挨拶」ができない社会人、特に新社会人がいかに多いかということを示しているとも言えるでしょう。

「挨拶」は自分の存在を認めてもらうこと

あなたは、何のために働くのでしょうか。

「お金のため」「社会に役立ちたいから」「自分の存在を世間に知らしめたいから」など、人が働く理由は様々です。ただ、「お金のため」に働いている人も「社会に役立つため」に働いている人も「自分の存在を知らしめるため」に働いている人も、誰かに認めてもらわなければ、その目的を果たせません。他人に認めてもらい、自分の目的を果たすには、まず、自分の存在自体を認めてもらう必要があります。「挨拶」には、自分の存在を知らせ、自分への警戒感を解いてもらう良い手段となります。存在を認めてもらった後に、ようやくあなたの真価が評価されるのです。

これまで「挨拶」をする習慣がなかった人は、以下のポイントを参考にして、少しずつその習慣を作っていきましょう。

何よりもまず、「おはようございます。」と言うこと

新社会人向けのビジネスマナーの本や記事には、感じの良い「挨拶」の方法について、様々なことが書かれています。ただ、学生時代「挨拶」をしっかりと行なう習慣のなかった人にとっては、よく知らない人に「挨拶」をすること自体が大きなチャレンジと言えるかもしれません。

朝、会社の中で出会う全ての人に、「おはようございます。」と言う習慣をつけることは、先輩や同僚に自分自身の存在を認識させるための第一歩になります。ここで大切なのは、「挨拶」を返してくれない人にも、「挨拶をし続ける」ということです。「挨拶」をしない、もしくは返してくれない先輩や上司は、残念ながら世の中に大勢います。「挨拶」をしない人に対して、「挨拶」をし続けるのは無意味に思えたり、困難に思えたりするかもしれません。それでも、「挨拶」をし続ける姿勢は「挨拶」の大切さを理解している周りの人へ好印象を与えます。これができれば、あなたは「挨拶ができる人」として、社内に認識をされるでしょう。

適切な大きさの声で、目を合わせて「挨拶」をすること

誰にでも「おはようございます。」と言うことに抵抗がなくなったのなら、次はぜひ「おはようございます。」と声をかけた相手の様子を観察しましょう。

気をつけて観察していると、「挨拶」を返してくれなかった人は、ただの感じが悪い人ではなく、いつもあなたの「挨拶」が聞こえなかっただけだったことに気づくかもしれません。いつも目を合わせてくれないあの人は、あなたが自分に「挨拶」をしてくれていたことに気づかなかっただけのかもしれません。いつもあなたの「挨拶」に戸惑っている様子のあの人は、あなたの声の大きさに驚いていたのかもしれません。

「挨拶」の目的は、あなたの存在を認めてもらうことですが、その際に好印象を与えられたら、好都合です。それぞれの相手にあった声量で、目を合わせて「挨拶」をできるようになったら、あなたはもう「挨拶」を自分の味方につけたと言えるでしょう。

さまざまな「挨拶」を身につけること

「おはようございます。」を適切な声量で自然に言えるようになったら、何回かに一回は別の言葉も添えてみましょう。
「おはようございます。今日は暑い(寒い)ですね。」
「おはようございます。昨夜の雨は大降りでしたね。」
少しの言葉を添えただけで、「挨拶」はただの「挨拶」から会話へと昇格します。

「おはようございます。昨日は遅くまでお仕事されていたようですが、お疲れではないですか。」こんなふうに声をかけられるようになったら、「挨拶」はすっかりあなたの武器になったと言えます。

まとめ

「挨拶」の語源は、『一挨一拶』という禅語であり、もともとは「禅問答をすることにより、相手の悟りの深さをはかる」ことを目的としていました。相手に言葉を投げかけ、その反応を読み取ることにより、相手の力量を推し量ることを意味していたのです。

「挨拶」をすることにより、相手の状況を理解したり、好印象を与えたりできるようになれば、あなたは「仕事で自分が得たいもの」に一歩近づいたことになるでしょう。

 

 

 

持ち物も身だしなみの1つ

時間をきちんと守ることと同じく、忘れ物をしないというのは、社会人として確実に守らなければならないルールです。社会人として、最低限持っておくべき持ち物はリストにして忘れないようにチェックしましょう。また、きちんとした持ち物を持つことは、相手の印象を左右する身だしなみの1つでもあります。好印象になるように持ち物も工夫しておくとよいでしょう。忘れないように持ち物リストを作成することをおすすめします。

仕事に適した持ち物に

好印象を受ける持ち物とは、高価なブランド品でなければいけないというわけではありません。仕事に役立つような、機能的で上質なものがよいでしょう。柄がついているものよりもシンプルなものの方が好まれますし、長く使うことができます。同じく、流行に合わせたものはすぐに使えなくなってしまうので、購入の際には考えておきましょう。ポイントは、質の良いものを長く大切に使うということです。

持ち物リスト男性編

ビジネスシーンで常に鞄やポケットにいれて持っておくべき持ち物リストをご紹介します。

・名刺入れ

・ビジネスバッグ

・腕時計

・携帯電話

・財布

・ハンカチ

・ティッシュ

・筆記用具

・スケジュール帳

この他にも公共の交通機関を利用される方は定期入れ、車を利用される方は免許証なども忘れないようにしましょう。一般的に、ビジネスバッグはA4サイズの資料が入るものが必要です。革製で手提げタイプ、床などに置いたときに自立するものを利用される方が多いです。業種によって異なりますので、周りに合わせて購入しましょう。

持ち物リスト女性編

女性の場合は先程の男性の持ち物リストに、いくつか持ち物が追加されます。その方の服装などによって異なってきますので、適宜自分に必要なものをリストに追加しましょう。まず、化粧直しのための化粧品は必要になります。髪が長く、ヘアピンやヘアゴムで止めている方は、予備のヘアピンやヘアゴムも持っておくとよいです。スカートをはいている方は、ストッキングの替えも用意しておきましょう。その他、生理用品なども必要です。

会社に置いておくとべき持ち物

常にきちんとした身だしなみでいるために、会社に置いておくとよい持ち物をご紹介します。

・エチケットブラシ

・折りたたみ傘

・制汗剤・デオドラント剤

・歯ブラシセット

エチケットブラシとは、スーツなどのホコリをとるブラシです。衣服の身だしなみのためには、裁縫セットなどもあると、ボタンが取れたときにつけることができますのでおすすめです。また、普段社内でスーツ以外の服装で仕事をしている方は、急な打ち合わせのためにジャケットなどを置いておくと安心です。

男性の場合と女性の場合で異なる置いておくべき持ち物

男性の場合は上に書かれたもの以外にも、ひげそりや替えのシャツ、靴下なども置いてあると、もしものときに対応できます。女性の場合は、ストールやカーディガンなどの寒さ対策や、替えのストッキング、生理用品などを置いておくと安心です。

まとめ

持ち物リストは、会社や業種、個人によって異なってきますので、自分なりに作成してみましょう。忘れ物をしないことは、スムーズに仕事を進めていく上で最低限必要なことです。そして、きちんとした持ち物を持つことは、周りの人からの好印象にもなると同時に、自分の自信にもつながります。持ち物にも気を配り、よりよい仕事ができるように準備しておきましょう。

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