ビジネスマネジメント

コミュニケーションが要

マネージャーはそのほとんどの場合、自分でひとつひとつの業務に手を付けることがメインの仕事ではありません。業務を進めるのは組織のメンバーです。その舵取りをしていくことになります。ですから、これからご紹介するすべてのスキルには、コミュニケーションが常に絡んできます。どんなコミュニケーション力が必要になるのかを見ていきましょう。

部下を理解するためのスキル

共感力
上司と部下は違う個性を持つ他人同士ですが、その中で相手の身になって考え、感情や意見を理解していくことに努めなければなりません。理解には、上質の傾聴力を身に付けておく必要があります。その上で、状況や背景を理解していくことで本物の共感ができることになります。接点の形成がポイントになるでしょう。

質問力
マネージャーの質問は、単に自分の問題や疑問を解決するものであってはなりません。常に相手を理解するために知らなければならないことは何かで質問を作り出す必要があります。またメンバーが言葉に表現できないことを察し、うまく質問でリードしてアウトプットする助けとしての質問も行います。メンバーの思考の整理を助けることにもなります。また、自分で思考を巡らし、気付きを促すような質問をすることが望ましいとされています。自発的な思考と行動によって、マネージャー自身がメンバーの本質を理解することを助けます。

部下の士気を上げるスキル

褒める・叱るスキル
マネージャーとして相応しい褒め方、叱り方があります。状況やメンバーの個性に応じて自分の主観や感情に振り回されることなく、褒めたり、叱ったりを使い分けていく必要があります。闇雲に褒めては、メンバーのためにならないことがあります。叱ることが必要になることもありますが、そのタイミングと叱り方は意識を持って伝えていかないと効果がありません。効果とは変化が起こることです。変化によってメンバーが成長やメリットを受けられることをうまく伝え、非難ではなく愛情であることを気付かせることが大切でしょう。

業務を回し完了するスキル

命令するスキル
命令というのは、的確な指示をするスキルのことです。業務を回していくために、自分に必要な情報は何で、どんなものがいつ必要になるのかをしっかりと伝えることが必要です。つまりは自分の時間管理、業務管理をきちんと把握し、決定するスキルということです。この指示の徹底によって、メンバーに効率かつ効果の高い業務を遂行させることができ、育成要素としても有効になります。

報告を受けるスキル
進捗や問題点をきちんと把握して、的確にフィードバックを与えていくスキルです。コミュニケーションを重視し、メンバーの承認欲、顕示欲、聞いて欲しいこと、隠したいことなどがスムーズにマネージャーに入ってくることが理想です。その情報がメンバーについてより深く理解することを助けます。これがメンバー自身の仕事力を向上させることにも繋がります。

組織を円滑化するスキル

他者の関係構築スキル
組織は、1対1の関係性の構築だけでは成り立ちません。マネージャーとしての自分とひとりのメンバーとの関係が強固でも進めていけることは少ないのです。マネージャー自身が1対複数のコミュニケーションを円滑にするスキルを身に付けておく必要があります。ファシリテーションのスキルが役に立つことになるでしょう。

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