会議

部下の成長チャンスを奪わない

部下が行き詰っている時、悩んでいる時、上司として相談に乗ることは多いでしょう。張り切って自分の経験からのアドバイスをしたり、あれこれと指摘を捲くし立ててしまうことはありませんか?これは、悩みを抱えている部下にとっては、一種の武勇伝にしか聞こえないことがあります。人の状況やタイミングはいつの時も異なるということを聴く側がわきまえておく必要があります。自分の過去の解決策やアイデアを伝えることは「聴く時」には封印した方がいいようです。もちろん、それまでの経緯をよく知る間柄であればアドバイスが有効になることも考えられます。でも安易な提案は、部下が行き詰まる時、悩む時、そのステージからひとつ上に上がる最高のチャンスを得ているのです。部下は答えが欲しいと思っていることでしょう。だからこそ相談しているのかもしれません。そこに簡単に答えを差し出してしまえば、部下の学びを奪います。鏡役になることで「自分で突破口を見つける」ことを助けましょう。自己認識を促してやることができれば、答えが自分の中にあることを部下自身が気付けるようになるでしょう。

まずい聴き方

部下の話を聞く中で、どのように反応するのが有効なのかを知りたいところですが、ありがちな聴き方のタブーを知っておきましょう。尋問のようにあれこれと詳細を聞くというのは避けます。相手に警戒心が生まれ、本音を出せなくなってしまうことがあります。部下の言うことのすべてに同調や共感の反応をすることも軽率です。本当に聞いているのか、生返事なのか、本当に話を理解して同調しているのかと疑念を抱きやすくなるからです。あなたに分かるはずがない!のように反感に変わることすらあります。また同調がお互いの関係に無くてはならないものになってしまうと甘えが生じます。同調しない場面になった時に不協和音が起きやすくなるのです。
また、善意であってもアドバイスは避けましょう。上記でもご紹介したように成長のチャンスを奪うのです。聴いたことについて、先生のように俯瞰した物言い、分析するような物言い、まして違う話を持ち出して軽い対応をすることは、相手のプライドを傷つけることにもなりかねないので注意しましょう。

鏡を磨く聴き方

聞き手になる時は、部下を映す鏡になったつもりでその鏡を曇りなく表現することに努めてみましょう。ポイントは3つです。ひとつめは、部下の言葉を「繰り返す」ことによって自分が聞いていることを認識してもらいます。自分が発している言葉の内容もしっかりと意識してもらうことにも繋がります。ふたつめは、聞いた内容を「まとめてみる」ことです。まとめた返し方によって、理解してもらっているという安心感を生み出します。これだけでも、悩みや行き詰まりの回復に近づけることがあります。聞いてもらうだけで湧いてくるパワーというものがあるからです。3つめとして「気持ちを汲み取る」ことを加えてみましょう。ポジティブな視点に次第に変化する確率は高くなります。部下が自分自身を知る助けができて、もしそれを共有してもらうことに繋がったら上司と部下としての信頼関係もさらに強化していけると思います。

  • 電話
    ビジネスマナーと基礎知識!電話応対を覚えよう
  • 来客者を応接室へ案内するときのマナー
  • 挨拶
    受け取りから整理整頓まで丁寧に!名刺の取り扱い方マナー
  • 身だしなみ
    名刺交換の手順を覚えよう
  • 会議
    女性のマナー!身だしなみをチェックしよう
  • スーツ
    身だしなみチェックで見るポイント5つ
おすすめの記事
business
ビジネス人気
 自分の仕事が終わって、終業時間となったら本日の業務終了!、とばかりに急いで会社を飛び出ていませんか?やるべき仕事を終えたのであれば、定時に...