報告

育った環境の違い

ビジネスであっても、同年代とのコミュニケーションには不自由しないのに、年下年上の差が広いほど苦手と感じる人がいます。小さな頃から、幅広い年齢層の人たちに囲まれて、接していないとこの意識が強いようです。部下から見た上司、上司から見た部下でも、年齢のギャップがコミュニケーションを難しくすることはよくあります。このギャップには、それぞれが育った環境での社会の流れも影響のひとつと言えるでしょう。また、それぞれの世代は、その前の世代に教育を受けています。その関係性がひとりひとりの価値観を作り出していると言われます。10年違えば、その生活スタイルも価値観も大きく異なるのが当たり前なのです。

興味と疑問視を持つ

社内ではもちろん、社外のお客様や取引先でも、さまざまな年代の人と接することになります。現代の働く人の年齢層は20代から70代まで幅が広がっています。良いコミュニケーションを取るには、相手に興味を持つことが一番です。自分と違う考えや意見を必ず相手は持っているはずです。そこに興味を持ってみましょう。何かを得るための興味ではなく、ただ単純に自分と違うはずだから、この人が持っているものは何だろうという意識で十分なのです。何かが分かってきたら、なぜその人がそう感じるのか、そう言うのか、その価値観に至っているのかに興味を広げてみるのです。そんな疑問点から、コミュニケーションは自然に始まっていくものではないでしょうか。人は、自分に興味を持ってもらえば嬉しいものです。自分のことを話せれば、知ってもらっているという安心感も得ていくことができます。さらに、違いに気付いたなら、自分の価値観も振り返ることができます。自分はなぜそう思うのだろう、どんな背景がこの価値観を作り出しているのだろうと考えていくと、伝達の仕方や受け取り方にも変化が出てくるものです。
コミュニケーションとは、相手をよく知ることであり、相手と接していく中で自分をより深く知っていくことでもあるのです。

共通項を見つける、作り出す

相手のことに興味を持ち、色々な情報が増えてくると、そのどこかに共通項が見えてきます。社内であれば、一緒に仕事をしていることやその時間というのも、すでに共通項です。そんなもともとの共通項を活用しながらも、さらに、作り出すこともスムーズなコミュニケーションを取っていくことを助けます。例えば、部下がミスをしたようなとき、もしくはミスに繋がりやすいのでアドバイスをしておきたいときなどには、立場を同調させることが役に立ちます。「私もなかなか上達しなくて、今の気持ちよくわかるよ」と言ったり、相手の言葉を繰り返して理解を示すことで「共感」を示すこともできます。「これ私は、よく間違えるんだ、何かいい防止策があったら教えてね」とすれば、上から目線でなく、ミスしやすい内容を共通視することができます。実際に、自分も絶対にミスをしない人間ではないはずですから、お互いに対等な立ち位置を共有できるわけです。些細なやり取りの中に共有できることがたくさんあります。ぜひ、垣根を超えてのコミュニケーションに活用してみましょう。

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