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感情を否定しない

感情のコントロールが難しいと感じている人は、一度振り返ってみてください。こうするべき、こう思うべき、こう言うべき、こう考えるべきが自分の中にある時に、コントロールがより難しくなることはありませんか?自分の中に一定ラインが強固に存在しているのです。きっと発端はそこかもしれません。

そこに否定や拒絶が起こってしまい、その反応として不安や怒りを発生させているのです。感情のコントロールができないというのは、この反応のことを指すと考えがちですが、実はコントロールしていくのは、先にご紹介したような受け取る自分自身の心理の方なのです。もちろん情報を受け取ってからどう反応するかというのもトレーニングとして必要ですが、後付けの対策になってしまいます。

感情は誰でも持っているもので、それ自体悪いものではありません。ただ存在するというだけのものです。怒りや不安を悪いものと決めてしまえば、その感情が湧いた時はストレスになります。自分の中に葛藤が起こることも考えられます。

まずは自分の価値観や考え方、望むもの望まないものをはっきりと認識することが子悪露を鍛えていく第1ステップです。

コントロールとは

コントロールするというと「操る」という意味が思い浮かぶかもしれません。少しネガティブな響きに感じられる人もいるかもしれません。

自分の心は自分でしかコントロールできません。感情をコントロールするとは、感情を無くすことではありません。感情を押し殺そうとしても所詮不可能なことなので心の中にその抑圧が蓄積されるだけです。これは感情を出した時よりも厄介な状態になってしまうひとつの原因と言われています。

我慢したり、抑えたりすることも必要になることはあります。でも心理トレーニングなどでいう感情のコントロールとはうまく調整することを意味しています。この調整力が欠けていると無駄にストレスを感じたり、コミュニケーションに支障が出たりするのです。コミュニケーションがうまくいかなくなるとさらにストレスになっていきます。

心理トレーニングで得られるもの

感情をコントロールするトレーニングを行うことは、自分自身をコントロールすることになります。周りや環境ではなく、自分が自分をコントロールできるようになると自分に対する強固な自信が出来上がります。これが心理トレーニングで目指したい目標のひとつです。自信が出来上がるとできることは増えてきます。もちろん感情のコントロールも容易になっていくはずです。

感情のコントロールができるようになった時というのは、自分のことを良く承知しています。いい面も悪い面も認められる自己容認の力も付いてきます。このことは、周りの人の良い面も悪い面も認めることのできる心境を芽生えさせます。お互いに無理をすることなくコミュニケーションを取っていくことができるのです。

良い面も悪い面も認められる時、嘘偽りは必要なくなります。過大評価も過小評価もありません。いい人を演じたり、嫌われないように遠慮したりということもなくなります。その自分で周りの人とコミュニケーションを取っていけるようになると、不思議と周りからの信頼も得られるようになります。

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