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睡眠はバロメーター

睡眠は私たちが生きていく中で必ず確保しなければならない時間です。ですが、忙しい仕事やプライベートをやりくりする中で一番削られやすい時間であるというのも事実です。たまには、羽目を外したり、ここぞというガンバリ時に睡眠不足になることはあるかもしれません。ただ、どんな状況にあっても睡眠とストレスは密接な繋がりを持っていることは認識しておく必要があります。毎日の業務を元気に続けていくためのストレスマネジメントとしても質の良い睡眠の取れる生活を心掛けましょう。

ストレスからの睡眠不足

日常生活や仕事内容、職場環境などのストレスが過剰に蓄積されてしまうと、身体は正直に反応を示すようになります。精神的なもの、肉体的なもの、自分では自覚していないストレスもあります。ストレスが掛かった時に出る身体的な症状というのは人によって異なります。その症状のひとつが睡眠障害や不眠です。精神的なストレスが掛かった時、私たちの体は緊張状態になります。心も体もピーンと張り詰めた状態になるのです。即座にそのストレスを何らかの方法で解消できるのが理想的です。これが長期に渡ってしまうと、神経の興奮と弛緩の調節がうまくいかなくなり、常時張り詰めた状態になってしまうのです。本来、人間は夜、眠りにつく時間が近づくとリラックスモードに入ります。だんだんと眠くなってくるのもこの作用によるものです。しかし、過度のストレスが続くと、身体や神経がリラックスモードに入ることが難しくなります。寝つきが悪くなったり、夜中に頻繁に目が覚めてしまったりと、十分に体の疲れを回復するだけの休養となる睡眠が取れなくなってしまうのです。

睡眠不足からのストレス

過剰なストレスが良質の睡眠を妨げるのと同じように、十分な睡眠が取れない毎日が続くことでもストレスが増していくことも分かっています。睡眠不足ということ自体が脳や身体にストレスを感じさせるホルモンを発生させる原因になります。疲労状態の上に疲労を重ねることでコルチゾールの分泌は盛んになります。眠れないことが習慣付いてしまうと、本来休憩時間になるはずの夜が、眠りに対する恐怖や焦りを感じる時間になることもひとつのストレスになってしまいます。

また、睡眠不足によって、身体や脳の働きは格段に鈍ってしまうことも分かっています。脳がうまく機能しないことで引き起こすストレスとも言えるでしょう。例えば、集中力や記憶力が極端に低下し、仕事がなかなか進められなかったり、仕事上のミスが頻発したりするようになります。仕事がうまくいかなくなるとストレスを感じることは皆同じです。そのストレスによって、過食や拒食の症状が出てしまったり、やる気やモチベーションが出なかったりしてさらに業務を停滞させることになります。業務に支障が出始めると、職場での人間関係にも影響が及ぶようになってきます。緊張感が留めないのでイライラすることが多くなったり、必要以上に不安に感じることが多くなったりと、精神的な不安定なことが続くようになります。このように、睡眠不足というのは負のスパイラルに陥ってしまうきっかけになり得るのです。

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