同期

リスクを想定する

自社の事業を行っていく中で発生し得る問題を徹底的に洗い出します。特定の部門だけではなくて全社的に関わること、あらゆる方面からの想定が必要になります。各部門の責任者や担当者などからブレインストーミング的に意見を募ることも情報収集として得策になるでしょう。法的な部分に関しては法律や会計など専門家にアドバイスをもらいながら、盲点のないように列挙できるのが理想的です。

主なリスクマネジメントの項目

情報漏えいの回避
災害・被害損失への対処
システムの不具合
顧客対応トラブル
株主対応
財務報告に関する過失
資金繰り過程での損失
人事労務トラブル
社内人員の健康管理

リスクを分析する

洗い出しが済んだら、それぞれのリスクの分析を行います。自社として優先度の高いものから、それぞれのリスクに対する的確な対処フローを考えていきます。優先度は、発生する可能性とその頻度、そのことが与える影響度に基づいて考えていきます。

リスク処理手段の種類

優先度の高いものから、それぞれのリスクへの対応策を考えます。5つの手段の中で適切に当てはめていきます。

リスク回避
起こり得るリスクに対して遠ざかることでそのリスクの発生を回避する対処のことです。その活動や事業がリスク発生の可能性が高いのであれば、始めから選択しないという方法です。

リスク軽減
軽減はリスクが発生した時の損失をできるだけ小さく抑えるための流れを用意することを指します。

リスク防止
リスクとなる問題や損害の発生する確率を下げる対策を講じる方法です。

リスク分散
リスクが発生したとしても、損害や被害を分散しておく方法を取ることです。

リスク移転
予め保険に入っておくなどして、損害が発生した時の補てんを行えるようにする手段をとる方法です。

社員への教育徹底も不可欠

経営側だけがリスクマネジメントを行っても第一線の業務に関わる社員のひとりひとりが、そのリスクの影響をしっかりと理解し、回避することを徹底することができなければリスク発生率を抑えることは不可能です。無意識に発生の原因になるような行動や活動、言動をすることは高い確率で考えられるので、リスクマネジメントについての教育を社内でも徹底することが必要です。どのような場面で起こりやすいのか、ついやってしまう行動への指摘なども十分に伝えていく必要があります。

リスクマネジメントのメリット

コンプライアンス部署を設けることでリスクに対して専門的に対応し、リスクマネジメントを強化している企業も増えています。リスクマネジメントは企業を存続させていくための守りの対策的な意味合いが強かったのですが、上層部の過失や汚職、情報漏えいの問題が多発している現代、この対策をしっかり行って、そのことを公表していくことは、企業としてのひとつのアピール材料にもなってきているようです。これは、社会や顧客に対してだけでなく、金融機関や投資会社、株主からの信用を得ることにも繋げることができます。また、リスクマネジメントを行うことにより、自社の業務活動のプロセスを振り返ることができ、適切な改善に繋がるというメリットもあります。経営についても的確な分析で実態を把握することができます。

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