会議

多種多様な人たちの組織

現代の20代と50代が共に働く時、大きな壁が存在します。20代は、生まれた時からITの存在がビジネスを大きく動かし、日常生活にも浸透している世代。50代はアナログの時代から社会人としての中間地点でIT文化をじわじわと経験の中に取り入れてきた世代です。コミュニケーションの方法、話し方にも常識の差があることは否めません。

日本の中だけを見ても違いが顕著に見られるようになってきていますが、視点を大きくするとさらに違いの存在は頻発します。世界はどんどん近くなっています。遠い異国の地は存在しないと思えるほどに海外に拠点を持ったり、海外との取引きを行う企業が増えてきています。共に働く人が外国人であるということもだんだん珍しいことではなくなっています。

経営陣にとっては、多種多様な人たちを取りまとめていく必要があります。要はコミュニケーション力の強化ではないでしょうか。

慣れない環境が続く時代

目まぐるしい技術革新が続いています。ひとつの業界だけをとってもじっとひとつの状況に留まっていることはありません。今の変わり続ける現代社会に、昔のような慣れ親しんだ職場環境というのは存在できなくなっています。常に新しい変化に富んだ毎日になるというと聞こえはいいかもしれませんが、そこに順応する組織メンタルは不可欠です。先が見えないことで不安を覚える人は増えています。少しでもひっ迫した状況になると特にネガティブな不安に襲われる傾向は強まるものです。

また組織の抱えるひとりひとりの社員たちも、一挙手一投足の社会や組織の変化に必死になってついていこうと頑張ります。働き方も多様になったことで、転職の幅や頻度もさらに広がり、常に新しい人と関わっていく環境にあると言えます。個人個人の差こそあれ、ストレスを感じながら働く人は少なくありません。

これらの変化に適応し、ストレスに強いメンタル力を付けておくことは、若手、中堅、ベテランなどどのビジネスレベルの人にとっても必要不可欠のこととなっています。

経営の立場で考えるメンタル教育

よい職場を作り出すために、経営陣が考えるべきことはたくさんありますが、何よりも社員に心地よく働き、存分に活躍してもらうことが重要ではないでしょうか。どんな目的も、ビジョンも、理念も、社員無しでは到底得ることはできません。

その時に、一過性の褒美を与えても一次的な応急処置にしかならないことを知っている経営陣は多いと思います。どこの誰とでも意義深い、そして利益に繋げるコミュニケーションを取っていける社員に育ってもらう必要があります。どんな状況も冷静に的確な判断のできるストレス耐性を持ったビジネスパーソンの集団でなければなりません。これは自社だけでなく、社会や世界が求め、目指していることでもあります。

世の中は、既に経営陣だけが高度な心理マネジメントを学んだり、効果的な手法を習得していく時代ではなくなっています。教えるというのも実は効力の狭い時代になっています。社員ひとりひとりに学びを得てもらわなければなりません。ひとつの業務の習得よりも、コミュニケーションを円滑にする方法やストレスとうまく付き合っていくことを学んでもらう方が、結果として成果に繋がりやすい時代が到来しています。

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