話し合い

教えることの流儀

部下に何かを教えていくことには、技術が必要と言われています。単に教えることは学校の先生がすることです。教える際には、相手の能力に合わせて伝えていくことが大切です。また、毎回、相手の気持ちを尊重した教え方をすることを徹底することも欠かせないと言われます。どうやって教えるかを考える前に、教えることの前提条件を確認しましょう。教える内容について、必要な知識と、手順やルールを知っているということです。そして自分で考え、行動しながら、学んでいく能力を持っていることです。そして、これらのことを、教える部下も実行できるようになることが教えることの最終目標になります。

教えることの目的

教えるときに気を付けておくべきなのは、教えることは単に伝えればいいというものではないということです。詳しく適切な説明をすれば理解はしてもらえるでしょう。しかし、上司としてはそれだけでも不十分です。実際の行動に移してもらうことがスタート地点です。理解と納得ができていれば、行動自体は難しいものではないでしょう。ただ、頑張って行動していることで完了とは行きません。

教えることの目的は、行動の積み重ねによってできるようになったという結果を得ていくことなのです。さらには、その可能になったことによって、組織や社会への貢献に繋げられる人になるところまで大きく広がりのあるものなのです。こう考えると、上司が「教える」というのは、その場限りの単発なものでは成し得ないということを肝に銘じておく必要があるといえるでしょう。

学びのモチベーション

行動に移せていてもすぐにできるようになるとは限りません。モチベーションを喚起するには、本人が望んでいるビジョンに紐づけるか、本人の得意なことにフォーカスした指導を行っていくことが効果的と言われています。習得までのプロセスの中で、自分が実際にやって見せてから、部下にやらせてみて、それを繰り返させて覚え込ませることで安心感を与えることができます。注意や指摘をする際には、自分の失敗経験を話し共感を示したり、もし自分だったらという「私メッセージ」で伝えるよう心掛けましょう。できていない中にもできていることを褒めていくと取り組む部下の気持ちも和らぐでしょう。

部下の能力に配慮したステップ

教えることにもステージがあります。確認しながら徐々にレベルを上げていくのが得策でしょう。
ステージ1:必要な知識を増やし、記憶に定着させる段階
ステージ2:知識に対して自分で考え、行動に落とし込んでいく段階
ステージ3:理解して実行できているかを質問で確認していく段階
ステージ4:成果や貢献が確認できるようになれば全面的に任せる段階

教え方も進んで学ぶ

教え方は育成の仕方と言い換えることもできます。もちろん学校で学ぶことはないですし、上司という立場になれば、積極的に効果的な手法を学んでおく必要があるでしょう。上司が行うマネジメントの質と人間性が部下の将来のキャリアの如何を左右していくと言っても過言ではありません。自分の成長を部下や組織の役に立てて行くことがマネジメント層の大切な役割のひとつと言えるでしょう。

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