会議

6秒間が決め手になるわけ

アンガーマネージメントは、怒りをコントロールするための手法としてアメリカで開発された心理トレーニングです。怒りは誰にでも湧き上がる感情です。この感情とうまく付き合っていくことは日常でもビジネスシーンでも、子供から大人まで必要とされることです。現在では、自分のため、周囲の人たちのためにも有効なストレス対策として教育機関や企業でも取り入れられるようになっています。

アンガーマネージメントでは、怒りを感じた瞬間から6秒間の対応の重要性が説かれています。これは、私たちが怒りを感じた瞬間に起きる体の中の反応を基にして考え出されたものです。実際に怒りを感じた時、体の中では何が起こっているのでしょうか。

怒りの反応のピークは6秒間と言われています。怒った時心拍数が上がってドキドキしたり、怒った人の顔はよく赤くなったりしますよね。動作の強度が上がって、手や脚に攻撃性が見られることもあります。

これは興奮した時に体内に分泌されるアドレナリン成分の作用によるものです。このアドレナリンが体内をぐるっと巡り、アドレナリンの作用が落ち着くまでには6秒間掛かるのだそうです。この6秒間のピークを乗り切ることがアンガーマネージメント、つまり怒りを調節するための第一歩なのです。

6秒間でできることは簡単

人によって怒りへの反応度が異なります。すぐカッとなってしまう人はこの6秒の間のコントロールをすることで心を落ち着かせることが大切です。反射的に反応して失敗をしてきた人ほど、コントロールできたらいいのに・・・という思いは強いことでしょう。

怒りをコントロールするのに役立つことというのはアンガーマネージメントの心理トレーニングの中でもたくさん紹介されています。そのほとんどは驚くほど簡単に思えることばかりです。

でも反射的に怒りの反応を表に出すことが習慣になってしまっている人にとって、この簡単なことを実践していくのが結構難しかったりします。6秒という短い時間の重みを感じる経験にもなります。

意識してトレーニングを行っていくことで習慣として体にも思考にも潜在している意識にも染み込ませていく必要があるのです。色々な方法がある中で自分に効果のあるものをぜひ見つけましょう。組み合わせて取り組んでみるのもひとつの方法です。

6秒間の意識習慣のあと

6秒間を意識して、うまくコントロールすることが習慣になるとその先はラクです。定着すれば意識しなくても怒りのコントロールができるようになります。コントロールさえ必要なくなるとも言えます。誰もが目指したいゴールです。

どんなことが起きても冷静に対処していくことができるようになります。ものごとを冷静に受け止めることができるようになった時の影響や波紋はとても価値あるものになります。ストレスへの耐性が強くなることも大きなメリットのひとつです。

デメリットがないというのもアンガーマネージメントのメリットと言えるかもしれません。自分もラクになれる、周りも喜ばせられるなら失うものは何もありませよね。要らない怒り、要らないストレスをしっかり排除できる自分を、あなたも目指してみてください。

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