ビジネスマネジメント

年末年始には、取引先へ挨拶回りに行きます。年末年始は会社がバタバタしているため、訪問は短時間で、失礼がないように済ます必要があります。本稿では、年末年始訪問のマナーを紹介します。

訪問準備

挨拶だけの短時間とはいえ、年末年始という忙しい時期にアポなしで訪問するのは失礼にあたります。年末年始の挨拶は、上司と一緒に行くことが多いため、上司の予定を確認してからアポを取ります。アポは電話で取りますが、その際にはあいさつだけで失礼する旨を伝えましょう。
挨拶のときには簡単な手土産を持って行くといいでしょう。年末の手土産は、自社のカレンダーを持っていくことが一般的です。特にお世話になっている取引先には、小分けができ、日持ちするお菓子を持参してもいいでしょう。その際には「御挨拶」というのしをつけます。
年始の手土産は、白いタオルが一般的です。タオルは高級なものでなくてかまいません。「年賀タオル」と呼ばれるタオルを、店舗やインターネットなどで購入して、準備します。「御年賀」というのしをつけましょう。
挨拶の時期は、年末の場合は、クリスマスの後から29日ごろまで、年始は4日から7日までの間で行いましょう。ただし、営業最終日や最初の日はバタバタしていることが多いため、避けた方がいいでしょう。ただ、それでもかまわないという会社もあるため、アポを取るときに確認しましょう。
取引先で人が亡くなっている場合、年始の挨拶は控えましょう。

訪問

年末年始の挨拶など儀礼的な挨拶のときは、仕事の話をしないことがマナーです。訪問の時間は長くても30分程度にとどめます。
年末の挨拶は、以下のように行います。
「今年一年たいへんお世話になりました。来年も変わらずよろしくお願いいたします。良い年をお迎えください。」
年始の挨拶は、上記の挨拶に「あけましておめでとうございます」を加え、「今年」を「昨年」に、「来年」を「今年」に変えればいいでしょう。
挨拶の後に手土産を渡しますが、挨拶の間も手土産を床に置いたりせず、手に持っておきます。挨拶は上司が行うことが多いので、目下の人が手土産を持ちます。挨拶が終わってから上司にさりげなく手渡し、上司から取引先に渡してもらうようにしましょう。紙袋から出し、ラベルを相手側に向けて渡すことを忘れずに。この動作はとっさにはスムーズにできないかもしれません。不安な場合は、事前に練習しておくといいでしょう。

まとめ

年末年始の挨拶回りのポイントは以下の通りです。
-感謝の気持ちを言葉と行動で示す
-相手の意向を尊重する
手土産を持っていくことはもちろん、訪問するという行為だけでも取引先への感謝の気持ちを示すことができます。一年お世話になったという気持ちを込めて、また、来年もお世話になるという気持ちを込めて、一社一社丁寧に挨拶回りを行いましょう。
年末年始の挨拶は必要ないと考える会社が増えている一方、欠かせないマナーだと考えている会社もまだまだたくさんあります。自分の会社で挨拶を行う習慣がない場合でも、取引先では当たり前に行っていることがあります。そのような会社に訪問しないことは、たいへん失礼なことだと思われかねません。自社の慣習ではなく、取引先の慣習に合わせた対応が必要です。

ビジネスマネジメント

おすすめの記事