ビジネスマネジメント

得意先を訪問するときや、クレームのお詫びに伺う場合に手土産を持参することがあります。目的や予算を考え、適切な品を渡すことで相手にも好感を持ってもらえます。本稿では手土産の選び方や渡し方を紹介します。

手土産の選び方

得意先への手土産は、常温で保存でき、日持ちするお菓子が一般的です。部内全員で分けられるように個包装になったものがいいでしょう。出張の土産などでその地方でしか売っていない珍しいお菓子を買っていくと、そこから話を広げることができるのでおすすめです。全員に行き渡るように、人数よりも多めに入っているものを選びましょう。個包装になっていないものや冷蔵品、好みが分かれそうな品、ライバル会社の食品や飲料は避けるべきです。間に合わせの物と思われるため、訪問先の近所で買うこともやめましょう。相手に気を遣わせすぎないように、値段は1,000円前後のものがいいでしょう。個人宅に訪問する場合には少し高級な品を選んでもかまいません。
謝罪の品は、高級感のあるものがいいです。相手の好みに合わせてお酒や高級なお菓子、女性であればブランド品のハンカチなどでもいいでしょう。
手土産を用意する前には、必ず上司に相談しましょう。会社で決まった購入先がある場合もありますし、上司が取引先の好みを知っているかもしれません。手土産を経費としている会社がほとんどなので、購入の際には領収証をもらうことも忘れずに。

手土産の渡し方

手土産は最も目上の人に渡すことがマナーです。上司と一緒に訪問する場合は、上司に手土産を渡してもらいます。手土産は紙袋に入れて持参しますが、渡すときには紙袋から出し、ラベルを相手に向けて渡すことがマナーです。応接コーナーなど他の社員の目がある場合には、何をあげたか見られないために紙袋に入れたまま渡します。紙袋に入れたまま渡すときは片手で取っ手を持ち、もう一方の手で下を持ち、渡します。
渡すタイミングは、部屋に案内されて挨拶が終わったときです。得意先への手土産であれば、話が一段落したところで渡してもかまいません。机を挟まないことが望ましいですが、懇意にしている相手であれば席越しに中腰で渡しても大丈夫です。「皆様で召し上がってください」の一言を添えましょう。個人的に渡したい場合は、他に相手がいない場で渡すようにします。
謝罪の場合は挨拶後席に着く前に「この度は誠に申し訳ございませんでした」と頭を下げながら渡します。
渡した後の紙袋はたたんで持ち帰ります。

まとめ

手土産選び方・渡し方のポイントは以下の通りです。
-TPOに合わせた品を
-渡し方だけでなく渡す相手にも注意
取引先のお土産として渡す場合には、担当者の好みのものよりも、万人受けするものを選ぶべきです。特に懇意にしている方には、部内全員へのお土産の他に、個人的に渡してもいいでしょう。個人宅訪問時には、個人の好みを前もって調べておき、それに合った手土産を用意すると喜ばれます。訪問中にそのお菓子を出される可能性があるため、自分が食べられないものは選ばないほうが無難です。
渡す相手は親しい相手ではなく、目上の人ということにも注意する必要があります。上司が渡すときにもただ立っているのではなく、一緒におじぎをすることを忘れずに。上司の渡し方をよく見て勉強し、スマートに渡せるようになりましょう。

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