慣れない時期のネクタイ選び

新卒の新入社員の場合、ネクタイを買うのが初めてという人も多いと思います。お店に行くと、色とりどりのネクタイが並んでいて、その形も微妙に異なっていることがあります。店員さんのアドバイスを受けるのもひとつの手かもしれませんね。店員さんはスタンダードなビジネスマナーまでしっかり心得ているものです。ただ、会社の雰囲気、仕事で接することになるクライアントやお客様の雰囲気まで読み取れる人はいません。入社前であれば、自分でも分からないものですよね。こういうネクタイがピッタリ!というものが選べるようになるまでは、お手頃な値段で、限りなく無難なものを何本か揃えておくことをおすすめします。職場に入ってから、先輩や上司のネクタイの傾向、自分にはどんな色が映えるのか、職種によるイメージづくりが分かるようになってから、適した数本を買い揃えても遅くはないと思います。先輩たちに相談しながらというのもいいかもしれませんよ。いろいろな角度からのアドバイスを受けることもできるでしょう。

色柄で変わるネクタイの印象

では、無難な色とはどんなものでしょう。ベーシックなものと言っても、地味な色とは限りません。若者らしさ、誠実さを演出することも大切です。難しいところですよね。基本的な色としては、えんじ、紺色などが人気があるようです。さらに、ストライプ系が印象をフレッシュにするでしょう。ストライプが太いほど、元気さを強調します。細ければ落ち着いたイメージを演出できます。ネクタイはワンポイント的な役割をするので、単色やどぎつい色、ど派手な色さえ避ければ、案外どんな色でもビジネスシーンで使うことができます。スーツの色とのバランスもありますが、以下の3色をベースにするといいでしょう。必ず、自分のスーツと、自分の顔と、全体的な印象を踏まえて選びましょう。ちぐはぐになると、身だしなみのセンスが出せなくなり、社会人としてのイメージも野暮ったくなるものです。また、グレーのみのネクタイは、意外にもカジュアルな印象を与えるのだそうです。黒のみのネクタイは、冠婚葬祭用ですからビジネスシーンでは着用してはいけません。

ネクタイ選びの要素

色の他にも、素材や幅についても気にしたいところです。スーツのジャケットの襟の一番太い部分に合わせることがベストと言われています。着回しもしていかなければなりませんから、いつも同じスタイルのジャケットとも限りませんよね。どんなジャケットにも合わせやすいのは、7.5~8.5㎝くらいと言われています。素材も、ウール、ニット、リネンなどがありますが、シルクを選んでおけば、安っぽく見えたり、汚れが目立ちやすい、型崩れしやすいということも少なくできるでしょう。柄は、大きく分けて3つの選択肢に分けられるでしょう。無地とストライプ、ドット柄です。若者なら、ストライプやドット柄もきっと似合うと思います。チェック柄、プリント柄のものは、職種、職場のテイストなどに合わせて許容度を見極める必要が出てくるでしょう。ネクタイは個性を出す要素にもなるので、必ずしもすべてがタブーになるとは限りません。

ワイシャツとネクタイは「Vゾーン」と呼ばれ、相手の目につきやすい場所となります。見た目の第一印象を決める重要な部分となるので、ワイシャツとネクタイの選択には注意を払う必要があります。本稿ではビジネスシーンで基本となるワイシャツとネクタイの選び方について解説します。

ワイシャツの選び方

クールビズ等の導入はあっても、ワイシャツを着用するシーンは以前とそれ程変わりません。以前はワイシャツとネクタイはセットの感もありましたが、昨今ではワイシャツの重要度がより増しているとも言えます。

「サイズ」
柄やデザインも大切ですが、ワイシャツで何より大切なのは自分のサイズ。身体にフィットしたワイシャツは、着心地もよいですし見た目もキレイです。サイズは下記を確認しましょう
①シャツの肩と自分の肩幅を合わせる
②首周りは指2本分のゆとりを持たせる
あまりゆとりがあり過ぎると、ワイシャツ姿が非常にだらしなく見えます。また逆にゆとりがなさすぎると、非常に苦しくなります。
③着丈はズボンに半分かかる程度の長さ
④袖口が上着から1.0cm見える長さ

ワイシャツを買う際、可能であれば店の方に寸法を図ってもらうのが一番間違いがありません。それが難しいようなら、既に持っているワイシャツで一番フィットしているサイズを書き出して、同じサイズのワイシャツを買えば間違いが無くなります。財布やスマホにワイシャツのサイズをメモで残しておくと、ワイシャツを買いに出かけた時に慌てる必要がなくなるので、メモを残しておくことをオススメします。

「色」
ビジネスシーンでは、ワイシャツの色は無地の白が基本となります。しかしながら最近では淡いブルーのシャツも認められる会社が殆どとなっています。また柄としては、細いストライプが一般的となります。中には薄いピンクや黄色のワイシャツも許される会社もありますが、ワイシャツの色の許容範囲は会社次第の部分が多いので、先輩や上司のワイシャツを日頃観察しておくと、ワイシャツを買う時の参考になります。

「襟」
またワイシャツの襟は、ボタンのない標準形の「レギュラーカラー」、ボタンのついた「ボタンダウン」、襟がやや開いている「ワイドスプレッドカラー」がありますが、標準形の「レビュラーカラー」が無難となります。

ネクタイの選び方

クールビズの導入で、ネクタイを締める機会は暑い時期は随分と少なくなりましたが、スーツにワイシャツと言う場合、やはりネクタイは今も必需品。

そんなネクタイですが、ビジネスシーンでは「スーツやシャツの色と合う」、「派手すぎないものを選ぶ」というのが基本。ワイシャツを購入する際にセットで買えば、変な組み合わせを選ぶリスクも少なくなります。
そして柄のついたネクタイの場合は、ストライプやドット柄程度にとどめるのが無難。大きな柄の場合、派手な印象になり易いので注意が必要。またキャラクター等の奇抜な柄は、ビジネスシーンでは不適切となります。

尚、営業の方の場合、購入するネクタイを同系色で揃えてしまう、というのも一つの手となります。お客様にOOO色のネクタイはOOOさん、と覚えてもらえる可能性が高いです。ちょっとした営業テクニックですね。

まとめ

どんなスーツであっても、ワイシャツとネクタイの組み合わせ次第でスーツの印象は大きく変わります。よって全体のバランスを考えて、ワイシャツとネクタイを選ぶ必要があります。

以前に比べると着る機会は減っているワイシャツとネクタイのセットですが、やはりビジネスシーンでは必須アイテム。バランスを考えながら、自分のお気に入りの組み合わせを着こなしたいものですね。

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