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 敬語には「丁寧語」・「尊敬語」・「謙譲語」の3種類が存在しています。本稿ではその中で、主に目上の人に使う「尊敬語」についてその使い方を解説します。

尊敬語とは

「尊敬語」は主に上司や先輩、社外の人などの行動を表す言葉に使う、立場が上の人を敬う=相手を立てる表現、となります。

「尊敬語」の形としては、①「れる(られる)」を語尾に付ける、②「お(ご)・・・になる」、③「お(ご)・・・くださる」、④「慣用表現(特定の形に変える)」、の4点がその代表的な表現となります。

主な尊敬語の表現

下記にビジネスシーンでよく使われる表現の「尊敬語」を記しました。

<動詞>

・行く→いらっしゃる

・いる→います

・来る→いらっしゃる、お越しになる

・帰る→お帰りになる

・する→なさる、される

・言う→おっしゃる

・聞く→お聞きになる

・見る→ご覧になる

・見せる→お見せになる

・読む→お読みになる

・知っている→ご存知

・わかる→おわかりになる

・尋ねる→お尋ねになる、お聞きになる

・食べる→召し上がる、お食べになる

・思う→思われる

・なる→なられる

・持つ→お持ちになる

・合う→お会いになる

・書く→お書きになる

・電話する→お電話なさる、お電話くださる。電話される

・休む→お休みになる、休まれる

 語尾に「れる(られる)」や「お・・・になる」、「お・・・くださる」という表現は慣れれば意識せずとも使えるようになりますが、「ご覧になる」「ご存知」「召し上がる」等の慣用表現は、先に覚えていないと、まず口にすることのない表現となります。よって本稿を読むことを機会に、「尊敬語」の「慣用表現」は覚えてしまうと、今後役に立つケースが増えると考えられます。

<名詞>

・会社→貴社(きしゃ)、御社(おんしゃ)

・店→貴店(きてん)

・銀行→貴行(きこう)、御行(おんこう)

・官公庁→貴省、貴庁、貴署

・学校→貴学(きこう)

・新聞→貴紙(きし)

・雑誌→貴誌(きし)

・地位→貴職(きしょく)

・意見→ご意見

・文書→貴信、貴書、ご書面、お手紙

・品物→ご厚志、ご高配。お心づくし、結構なお品

・気持ち→ご厚情、ご芳情、ご厚志

・本人→○○様、貴殿、あなた様

・父→お父上、ご尊父様、ご賢父様

・母→お母上、ご母堂様、ご賢母様

・夫→ご主人、ご夫君

・妻→奥様、令夫人

・息子→ご子息、ご令息

・娘→ご令嬢、ご息女

 日常会話で名詞の「尊敬語」を利用するケースは少ないですが、冠婚葬祭の際に表現を迷うことが多いので、覚えることは難しくともメモ帳に貼っておくと、いざと言う時に重宝します。役職が上がると、取引先の葬儀等に出席することも多くなるので、出世した時に恥をかかないためにも、先に知っておいたほうが役に立ちます。

まとめ

 日頃意識せずに利用している「敬語」。その中でも「尊敬語」に絞って、その使い方を解説しました。動詞は「慣用表現」以外は慣れで使えるようになりますが、名詞は日常的に利用する、貴社・御社以外は目にする機会がないので、意外に思われた方もおられるのでは?

 敬語は人間関係の調和を保つために大切な役割を果たしています。社内・社外問わず、TPOに合わせて使えるようになりたいですね。まずは習うより慣れろで、徐々に「尊敬語」の使い方に慣れていきたいですね。

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