メールのマナーで重要なことは「わかりやすさ」です。
メールマナーの歴史は浅いです。
先輩や相手のメールを見ながら、いいなと思うところは取り入れるとよいでしょう。
ポイント
・視覚的に読みやすい
・要件を簡潔に伝える
メールのマナー
文章の流れ
相手の名前
↓
いつもお世話になっております。
○○株式会社の○○です。
+季節の挨拶
↓
用件
(一目でわかるような簡潔な内容にする)
+締めの挨拶
↓
自分の名前
相手の名前
・株式会社 ○○ ○○部
部長 ○○様
↑役職がある場合は、役職を名前の前につけましょう。
季節の挨拶
季節の挨拶が一言あるだけで、あたたかみのあるメールになります。
春
・桜も満開に近づき、いよいよ春も本番ですね。
・気温も上がり、春まであと少しとなりましたね。
・昼間は暑い日が続きますが、夜は気持ちのいい季節ですね。
夏
・梅雨も明け、いよいよ夏本番ですね。
・日差しが強く、猛暑が続いておりますが、今日は過ごしやすいですね。
秋
・涼しくなってきましたね。秋が近づきましたね。
・肌寒くなってきましたね。もう秋なのですね。
・冬物のコートが必要なほどの寒さになりましたね。
冬
・今年も残りわずかですね。
・今朝は一段と寒かったですね。
締めの挨拶
基本の締めの挨拶
・よろしくお願いいたします。
・今後ともよろしくお願いいたします。
返事をいただきたい場合
・大変お手数をおかけいたしますが、お返事をいただければ幸いです。
・ご連絡のほどお待ちしております。
お詫びをする場合
・ご期待に添えず、大変申し訳ございません。
・深くお詫び申し上げます。
確認・検討をお願いする場合
・ご確認のほどよろしくお願いいたします。
・大変お手数をおかけいたしますが、ご検討くださいますようお願い申し上げます。
返信不要の場合
・ご確認いただきましたら、ご返信は無用です。
・問題がなければ、返信には及びません。
メールを送るときの注意事項
・文章が長すぎる、文字が多すぎるのは、メールを読む気がなくなってしまいます。
1行の文字数は、30~35文字程度がベストです。長さは、スクロールしなくても読めるよう、簡潔に書きましょう。
・メールのやり取りを重ねると「Re:Re:Re:Re:」のように「Re:」が増えます。
「Re:」は最低でも1個までになるよう、随時消すようにしましょう。
・BCCで届いたメールはそのまま返信をするとトラブルになる可能性があります。
BCCはあまり使われませんが、業界によっても変わります。先輩、上司に確認をするようにしましょう。