ビジネスマナーの意義とビジネスマナーのあいさつ文

ビジネスマネジメント

マナーというと、法的にも違反ではないので「まあいいか」というような感覚になってしまうことがありますね。ところが、ビジネスマナーとなると、お給料をいただく仕事上のマナーですので、「まあいいか」ではいけません。ここでは、そんなビジネスマナーの意義についてご紹介します。

ビジネスマナーとは

ビジネスマナーには、挨拶やお辞儀などの礼儀という基本的なものから、ビジネスシーン独特の言葉遣いや名刺交換など多くのマナーがあります。ビジネスマナーは、仕事上の人と人とのコミュニケーションの一つだともいえます。このビジネスマナーはなぜ必要なのでしょうか。

社内では

まず、社内におけるビジネスマナーについて考えて見ますと、上司への挨拶や言葉遣いなどがあります。これらは、社内では同じ仲間とは言いながらも、日常の良好な人間関係や昇進に関わる人物評価などで重要な要素になります。良好な人間関係を保つためには、人としての上下関係(年齢の場合もあるし、役職による場合もある)を意識しなければならないということです。また、昇進というものが関わってくると、「無礼な言動」があると、即座に「×」評価になってしまうという非常に重要な意味をもちます。

対外的に

対外的にはどうでしょうか。会社と会社は取引きをしているのです。ここでのビジネスマナーは、よい取引きにするために崩してはいけない関係を保つ上で重要な役割があります。取引きを行っていく上で、「相手に不愉快な思いをさせないための重要なマナー」ということが言えます。もちろん仕事ができなければなりませんが、取引き成立段階で2社に絞られたときなど、このビジネスマナーができている方が選択されるといっても過言ではないのです。

会社の社長さんによっては、ビジネスマナーというものを非常に重要な位置においている方もおられます。取引先に初めての訪問となったときなどに、初対面の相手ですからまだ様子がわかりません。そんな時にはしっかりとしたビジネスマナーができているかという評価から始まるのです。

ビジネスマナーを学ぶ意義は

(1)コミュニケーションを円滑にする

上述しましたが、ビジネスマナーが身に付いていると、社内でも社外でも良好なコミュニケーションを取ることができます。このコミュニケーションは、プライベートではない、ビジネス上のものですから、そこには大きな信頼関係というものが存在します。ビジネスマナーは、ビジネス上の他人とのコミュニケーションを円滑にするという意義があります。

(2)仕事を有利に進める

自分の仕事を有利に進めるという意義があります。人が受けるイメージは、初対面ならなおさらマナーというものが大きく関わります。さらに、第一印象が作り出すイメージは、なかなか変えることができません。第一印象がよければ、それ以降の仕事(取引き)もやりやすくなることは間違いありません。逆に悪い印象を持たれたら、と考えると、仕事を有利に進める上で大きな意義があることがお分かりいただけるでしょう。

まとめ

相手の方とコミュニケーションが取れていれば、多少面倒なことや嫌なことでも「ビジネスマナーが身に付いているこの人のいうことだから聞いてあげよう」と、その方は協力してくれることになります。まさしく信頼につながるビジネスマナーともいえます。ビジネスマナーの意義をしっかりと理解してビジネスに生かすようにしましょう。

ビジネスにおいて「あいさつ」は欠かせないものです。社内でももちろんそうですが、顧客や取引先となると、ビジネスマナーに反しないような挨拶をしていかなければなりません。ここでは、「ビジネスマナーとしてのあいさつ文」についてご紹介します。

あいさつ文は失礼のないように

あいさつを文面でする場合には、各会社で4月あるいは10月に行われる異動が関わっていることが多いです。あいさつ文としてのマナーをしっかりと守って、去る会社や新たにお世話になる会社に失礼がないようにしましょう。

【退職のあいさつ文】 拝啓 秋冷の候、皆さまにおかれましてはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。

さて私こと、○月末を持ちまして、○○株式会社を退職いたすことになりました。

在職中は、取引先の皆さまには、私共のために多大なご支援、ご尽力を賜りました。ほんとうにありがとうございました。

今後とも○○株式会社にご支援賜りますようお願い申し上げますとともに、厚く御礼申し上げます。 敬具

平成○○年○月○日

○○ ○○

【転任のあいさつ文】 拝啓 皆様方におかれましてはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り感謝申し上げます。

さて私こと、この度の異動により○○株式会社 本社課長に就任いたしました。

○○株式会社○○支社在任中は、公私何かとお世話になりありがとうございました。今後とも、今まで以上のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

まずはとりあえず書面にて  敬具 平成○○年○月○日                                 ○○ ○○

【開店のあいさつ文】 取引先 各位

拝啓 盛夏の候、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。  さて私こと、このたび○○の業界の仲間入りとしまして、株式会社○○を設立いたしました。

今後お客様の立場にたったお店を目指していく所存でございます。

社員一同精進してまいる所存でございますので、なにとぞご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

まずは書面にてご挨拶まで。   敬具 平成○○年○月○日

○○ ○○

【転居のあいさつ文】 拝啓 早春の候、皆様方にはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご配慮を賜り、ありがとうございます。  さてこの度、業務拡大にあたり、社屋を下記に移転することといたしました。

これを機に社員一同、いっそう精進してまいる所存でございますので、今後とも相変わらぬご支援をいただきますようお願いいたします。

まずは移転のご挨拶まで。   敬具

平成○○年○月○日

○○ ○○(「記」として、移転先住所(地図)、電話番号、FAX番号、と移転日時を書くようにします。)

ビジネスマナーにおけるあいさつ文

ここで、「ビジネスマナーにおけるあいさつ文」として留意しておくべき点を整理しておきます。

1.あなたらしく用件を相手にわかりやすく書くこと

「あいさつ文」ですからどうしてもかたい文章になります。仕方のないことです。気を付けたいことは、ぜひとも「あなたらしさ」を出してほしいということです。

2.早く出すこと 退職して、あるいは転勤にあたっては、お祝いをしたい相手もおられることでしょうし、決まればできるだけ早く報告するようにしましょう。

3.誤字脱字などがないこと

手書きでお一人ずつ書く余裕があるのならぜひそうして欲しいと思います。ただ、その場合は、誤字脱字などがないように気を付けてください。

まとめ

ビジネスにおける「あいさつ文」は、自分という存在をどう見せるかということです。退職の場合は、特に社外でお世話になったお客様や取引先には、心からお礼を言うことです。それが、あなたの会社とのお付き合いがこれからも続くことにつながるのですから。そのことが、お世話になった社内への恩返しになるのです。

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