目上の人と話す際のビジネスマナー

目上の人と話をする時には誰でも緊張しますよね。
どんなことを話していいか、逆に話してはいけないか、何に気をつけたらいいか困ることが多いでしょう。しかし、ビジネスマナーを理解し、相手を思いやる心があれば、その答えは意外と簡単なのかもしれません。
以下に、目上の人と話す時のビジネスマナーをまとめましたので、
是非参考にしてみてください。
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目次

立ち振る舞いに気をつける

目上の人と話をする時の立ち振る舞いとして、どのようなことに気をつければよいのでしょう。
・姿勢や体の向きに気をつける
目上の人と話しているときに、猫背になっていたり、
うつむいて話していたり、ポケットに手を入れて話していては失礼ですよね。
姿勢を整え、顔を上げてしっかりと相手を見て、
でも肩の力を抜いて落ち着いた状態で話をするのがベストでしょう。
・体の見せ方に気をつける
相手に背中やお尻などの背後を見せないこともマナーのひとつです。
ふと、廊下で後ろから声をかけられたときも、
きちんと向き直って挨拶をするようにしましょう。
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歩調を合わせて歩く

目上の人の中には歩くのがゆっくりな方も当然いるでしょう。
いくら急いでいると言っても、目上の人を追い越すような歩き方をしてはいけません。
先導する時は少し前を歩きますが、相手に体を向けながら歩きます。
ついていく場合は相手の後ろを歩くようにします。
前を目上の人が歩いていて追い越したくなる気持ちもわかりますが、
相手が曲がったあとなどで急ぐようにし、追い抜くのはやめましょう。

話した内容を他人に漏らさない

目上の人と話をするとたくさんの情報を仕入れることでしょう。
それは自身にとって実になる、とても大切なことが多いはずです。
だからこそ、ついその話を別の人に話したくなりがちですが、それはぐっと抑えてください。
頂いた話の中には、あまり公言できないものが含まれている可能性もあります。
しかし、それをこちら側では判断することはできません。
なので、いい話だったということで、自分のうちに留めておくようにしましょう。

話をするポイント

目上の人というのはたいてい忙しいものです。
その貴重な時間を頂いて話をする際は、以下の点に注意するようにしましょう。
・何の話をするのかを先に説明する
例えば、
ご相談したいことがあるのですが、今のお時間よろしいですか?
○○の結果についてご報告したいのですが、今お時間よろしいですか?
など、なんの話をしようとしているのかを先に置きます。
それによって相手は、今聞くべきなのか、後で時間を取るべきなのか、メールや書面でほしい内容なのかを判断できます。
いきなり本題から入らないように気をつけましょう。

・話がどれぐらいあるのか伝える
例えば、
ご報告は全部で3点あります。
などと、話す内容がどれぐらいあるのかも伝えます。
そうすることで、相手は話を聞く準備ができます。
また、優先度の低いものから話し始め、最後に重たいものを持ってくるのがいいとされています。
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まとめ

目上の人を相手に話をする際は、必ず失礼のないようにすることと、相手の時間を効率よく使い、わかりやすく伝えることが大切です。
仕事の話をする際は要点をまとめてからが良いでしょう。
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