相手に敬意を払う、立ち振る舞いのマナー

ビジネスにおいて言葉や笑顔もそうですが、同じくらい立ち振る舞いに関しても相手に強く印象付けます。
どんなに笑顔が素敵で、素晴らしい営業テクニックを持っていたとしても、
歩き方がだらしなかったり、猫背で姿勢が悪かったりすると、評価も下がってしまいます。
相手に良い印象を与える立ち振る舞いとは何なのか、どのようにすればいいのか、
まとめましたのでぜひ参考にしてみてください。

目次

美しい立ち方

立つときにどういったことを意識しましすか?
「美しく立つ」という行為はとても筋力を使うものなのです。
まずは、全身鏡の前に横向きで立ってみましょう。
足元から姿勢を正していきます。
足をぴったりそろえてから、つま先を30度~60度くらい開きます。その際にかかとが離れないように注意しましょう。
太ももの内側がぴったりつくようなイメージをします。そしてお尻には力を入れて引き締めると腰が曲がりにくくなります。
男性は自然に腕を下げ、掌が太ももにつくようにします。その際に指がまっすぐ下を向くようにします。
女性は手を前に持っていきます。その際に右手が下になるように左手を上から添えます。
位置は下腹部のあたりであまりしたすぎることのないようにします。
しっかり脇を締めますが、肩の力は抜いて自然な状態を維持しましょう。
猫背になることを防ぐため腹筋にも力を入れます。お尻にも力を入れているので自然と背筋が伸びます。
肩がまるまると猫背に見える可能性があるので、肩を開くことをイメージしましょう。
顎を引き、最後に背筋を意識してみてください。
どうでしょうか。
「美しく立つ」という行為はとても疲れる行為です。
だからこそ、相手に敬意を払った行為だとも言えるでしょう。

美しい歩き方

歩いているときにも姿勢に意識することができれば、立ち姿も自然と美しくなります。
ポイントは重心をどこに持っていくかです。
猫背の人は重心は前に行きがちです。うつむいて歩くことになり、危険性も出てきます。
重心は体の中心に置きます。イメージとしては力を入れたお尻の部分です。
歩いている最中もお知りに力を入れて歩くようにします。
そうすると、自然と少し後ろに重心がずれ、体をまっすぐにした時の軸に行き、
その歩き姿が姿勢正しく美しく見えます。
歩くスピードは遅すぎても早すぎてもいけません。
また女性はヒールを履くケースが多いでしょう。
ヒールはどうしても前かがみになりがちです。
お尻に力を入れ美しく歩くようにしましょう。

美しい座り方

相手と話をする際は、座っていることのほうが多いです。
時間が長くなればなるほど姿勢は崩れがちなので、気を抜かないようにしましょう。
背もたれがある椅子であっても、背中をつけてはいけません。
必ず拳ひとつかふたつ分は手前に座るようにします。
男性は膝を拳ふたつ分くらいあけて、手は拳にして膝に置きます。
女性は膝をそろえ、ふとももの中央で手を重ねておきます。
腹筋に力を入れ顎を引きます。それでも猫背になってしまう場合には、
手の位置を体に近づけ支えるようにするとよいです。

まとめ

相手の前でよい姿勢でいるということは敬意を示すことと同じです。
ぜひこの機会にあなたの立ち振る舞いを見直してみましょう。

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