人間ツイツイ、日ごろの癖がビジネスシーンで出てしまうものです。クセはそう簡単に治りませんが、少なくとも意識をしておけば、ビシネスの場でクセが出ることもなくなります。本人が気付いていなくとも、何気ない瞬間に出てしまうクセについて本稿では取り上げます。
本人に悪気はなくとも相手によい印象を与えないクセ
ビジネスシーンで会話をしていても、相手の思わぬしぐさに、えっ、と思ったことは、誰しもあるもの。ただし本人に全く悪気はなくて、そして本人気付いていないことが殆どです。
クセは両親しか指摘される機会が殆どないのですが、ビジネスシーンで相手を不快にさせてしまっては、決まる商談が決まらなくなることだって発生します。
下記に気を付けたいクセについてピックアップしました。
・ペン回し
学生時代の勉強している時のクセで、ついペン回しをしてしまう方が多いです。しかし、相手によっては、仕事への意欲がない、とも捉えられかねません。もう学生ではないのですから、ペン回しはやめましょう。
・貧乏ゆすり
特に忙しい時等に出てしまう傾向にあるのが、貧乏ゆすり。貧乏ゆすりをすることで、意識を落ち着かせる効果があるようですが、落ち着きのない印象を相手に与えてしまいますし、場合によっては周囲の迷惑にもなります。
・腕組み
本人に特別な意識はなくとも、相手に尊大な印象を与えてしまうのが腕組み。ビジネスシーンでは腕組みはしないようにするのがマナー。腕は前に揃えるようにしましょう。
・足を組む
どうしてもやりがちなのが、足を組んでしまうクセ。足を組むと、相手から偉そうに見えてしまいます。足を組むクセがある方は、デスクでの仕事中も足を組んでいることが多いので、最初の第一歩としてデスクで足を組まぬよう心がけるのがオススメです。
・あくび
自分の発言機会のない会議等、どうしても眠気が生じることもあります。また「あくび」は生理現象で仕方ない面もありますが、話を聞いていない・怠けている、という印象を相手に与えてしまいます。
・ほおづえ
デスクや会議中にほおづえをついていると、非常にだらしなく仕事をしている印象を相手に与えてしまいます。またほおづえは姿勢的にもよくないので、意識してほおづえはつなぬようにしましょう。
・舌打ち
仕事がうまくいかない際等に思わず出てしまうのが、舌打ち。実は案外治すのが難しいクセですが、相手によい印象は与えないので、ビジネスの場で舌打ちはなるべくしないよう、心がけましょう。
・髪の毛を頻繁に触る
女性に多いのですが、男性にも散見されます。髪の毛を頻繁に触ると、暇を持て余している、という印象を与えてしまいます。必要以上に髪の毛は触らぬよう気を付けましょう。
まとめ
病は治るがクセは治らぬ、ということわざもある通り、一度ついたクセは簡単には治りません。しかしながら、意識をしておけば、少なくとも重要なビジネスシーンでクセを出さずに済ますことはできます。まずは、治そうとする前にまずはクセを意識することが大切。クセで指摘を受けることも少ないため、クセは自ら意識しなければ、治ることもありません。
上記のクセがある方は、ビジネスシーンではそのクセが出ないよう、意識してみてはいかがでしょうか?意識することで、少なくとも重要な場でクセが出ないようにすることはできますよ。